昨夜のBS朝日「いま世界は/日韓関係を考える」
昨夜のBS朝日「いま世界は/日韓関係を考える」
録画で見ています。写真は、ソウルの日本大使館前からリポートする千田真さん(facebookの友人)です。ご苦労様でした。
<ソウル>黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)陳昌洙(韓国世宗研究所 所長)鄭在貞(ソウル市立大学教授)大野公二(テレビ朝日ソウル支局長)<東京>武藤正敏(前駐韓大使)宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所)川村晃司(テレビ朝日コメンテーター)
<総論部分>⚫️イントロ=MCの木佐彩子と黒田が、POSCO浦項製鉄所の対岸に立つ。木佐の父はもと八幡製鉄(プラント事業)社員。対韓8億ドル支援。韓国国家予算の2倍。ほとんど知れれていない。黒田「日本の対外協力で最大の成功例」「日韓の呼吸があっていた時代」「夢のような時代」。桑原史成による1960年代の写真。黒田「韓国は日本モデルで成長した」「いまは日本、何ものするぞ」「若干自信過剰」。日本大使館前の慰安婦像。黒田「来年春までの妥結はありうる」(←下川「見通しが甘い」。笑)
⚫️討論=武藤「韓国の対日感情は昔と大差ない。日本の嫌韓感情が史上最悪」
黒田「韓国の反日感情は崩壊過程。しかし、知識人とメディアが原理主義的な反日である」
陳「韓国人の日本への関心は薄まっている。韓国人は大人しくなっている。日本は保守化している。日本はやることはやったのに、いつまでも悪く言われるとの感情が高まっている」
鄭「政治家とメディアが煽る。50年前、韓国のGDPは日本の3%。昨年は30%。日本人は韓国はけしからんと思い、韓国人は日本は大した事ないと想う。韓国民は政治家によって左右される」
大野「なんで日韓は仲良くせんと行かんのかと、ソウルに来た日本の友人等に言われる。お互いの大事さが分かっていない」
武藤「大統領が日韓関係を重視した時は、うまく行っていた。いまの大統領は、そうでないので、反日を止める人がいない」
宮家「政治家は逆に、情勢変化に対応しているとも言える。中国の台頭にどう対応するか、対応して来た結果だ。しかし、日韓間で、中国問題に関する擦り合わせが出来ていない」
川村「日韓双方ともに、声の大きい勢力に、交流の声がつぶされている」
陳「日韓は経済的に競争する構造に変わって来た」
ーー以上、要約すると、「日本の嫌韓感情は最悪レベル」「韓国のメディアが原理主義的」「韓国の対日優先順位が落ちた」「中国台頭など構造的変化に対する調整が出来ていない」あたりは共通認識ですね。これを、どう展開させて行ったのかな?
*********「各論/慰安婦問題」に続く。
さして新味がなかった。武藤前大使が「大使館側の再三の要請にもかかわらず、韓国外務省やチョンノ区は逃げの姿勢だった」と強調したのが印象的。TV朝日特派員は「韓国政府も水面下で努力している」と強調したが、印象論だから、核心的な話ではない。陳さんは「慰安婦像の撤去」には疑問との見解。この辺が常識的な見方だ。誰も「韓国世論」を説得できないのだからね。結果的に見ても、この番組はテイタイ協のインタビューをもっと徹底してやるべきだった。現方針も依然として曖昧だからだ。
******続いて、「国定教科書」問題。これは、なくてもよかった。
◎結論的な感想◎今回の番組で一番切れ味がよかったのは、武藤前大使でしたね。「韓国政府は何も提案して来ない」。これが白眉の発言。従来の「韓国はゴールポストを動かす」をさらに進めた。(笑)。こういう番組でよく感じる事だけど、出演者が多すぎたと思う。武藤、宮家、そして韓国からは出てなかった趙世映・元外務省アジア局長+もうひとり。この4人のバトルトーク、つまり、両外務省の実務経験者にガチでやらせたほうが面白いし、中身もあると思います。妄言多謝。
録画で見ています。写真は、ソウルの日本大使館前からリポートする千田真さん(facebookの友人)です。ご苦労様でした。
<ソウル>黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)陳昌洙(韓国世宗研究所 所長)鄭在貞(ソウル市立大学教授)大野公二(テレビ朝日ソウル支局長)<東京>武藤正敏(前駐韓大使)宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所)川村晃司(テレビ朝日コメンテーター)
<総論部分>⚫️イントロ=MCの木佐彩子と黒田が、POSCO浦項製鉄所の対岸に立つ。木佐の父はもと八幡製鉄(プラント事業)社員。対韓8億ドル支援。韓国国家予算の2倍。ほとんど知れれていない。黒田「日本の対外協力で最大の成功例」「日韓の呼吸があっていた時代」「夢のような時代」。桑原史成による1960年代の写真。黒田「韓国は日本モデルで成長した」「いまは日本、何ものするぞ」「若干自信過剰」。日本大使館前の慰安婦像。黒田「来年春までの妥結はありうる」(←下川「見通しが甘い」。笑)
⚫️討論=武藤「韓国の対日感情は昔と大差ない。日本の嫌韓感情が史上最悪」
黒田「韓国の反日感情は崩壊過程。しかし、知識人とメディアが原理主義的な反日である」
陳「韓国人の日本への関心は薄まっている。韓国人は大人しくなっている。日本は保守化している。日本はやることはやったのに、いつまでも悪く言われるとの感情が高まっている」
鄭「政治家とメディアが煽る。50年前、韓国のGDPは日本の3%。昨年は30%。日本人は韓国はけしからんと思い、韓国人は日本は大した事ないと想う。韓国民は政治家によって左右される」
大野「なんで日韓は仲良くせんと行かんのかと、ソウルに来た日本の友人等に言われる。お互いの大事さが分かっていない」
武藤「大統領が日韓関係を重視した時は、うまく行っていた。いまの大統領は、そうでないので、反日を止める人がいない」
宮家「政治家は逆に、情勢変化に対応しているとも言える。中国の台頭にどう対応するか、対応して来た結果だ。しかし、日韓間で、中国問題に関する擦り合わせが出来ていない」
川村「日韓双方ともに、声の大きい勢力に、交流の声がつぶされている」
陳「日韓は経済的に競争する構造に変わって来た」
ーー以上、要約すると、「日本の嫌韓感情は最悪レベル」「韓国のメディアが原理主義的」「韓国の対日優先順位が落ちた」「中国台頭など構造的変化に対する調整が出来ていない」あたりは共通認識ですね。これを、どう展開させて行ったのかな?
*********「各論/慰安婦問題」に続く。
さして新味がなかった。武藤前大使が「大使館側の再三の要請にもかかわらず、韓国外務省やチョンノ区は逃げの姿勢だった」と強調したのが印象的。TV朝日特派員は「韓国政府も水面下で努力している」と強調したが、印象論だから、核心的な話ではない。陳さんは「慰安婦像の撤去」には疑問との見解。この辺が常識的な見方だ。誰も「韓国世論」を説得できないのだからね。結果的に見ても、この番組はテイタイ協のインタビューをもっと徹底してやるべきだった。現方針も依然として曖昧だからだ。
******続いて、「国定教科書」問題。これは、なくてもよかった。
◎結論的な感想◎今回の番組で一番切れ味がよかったのは、武藤前大使でしたね。「韓国政府は何も提案して来ない」。これが白眉の発言。従来の「韓国はゴールポストを動かす」をさらに進めた。(笑)。こういう番組でよく感じる事だけど、出演者が多すぎたと思う。武藤、宮家、そして韓国からは出てなかった趙世映・元外務省アジア局長+もうひとり。この4人のバトルトーク、つまり、両外務省の実務経験者にガチでやらせたほうが面白いし、中身もあると思います。妄言多謝。

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